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2010-2011年度研究テーマとその成果

1.? 2010-2011年度研究テーマとその成果

1)下肢の局所加温が健常者の筋交感神経活動に与える影響? 日常診療において、局所温熱療法(ホットパック)は多用されているが、骨格筋への影響は不明である。我々は局所温熱中の皮膚温と局所血流に筋交感神経活動がどのように影響しているのかを検討した。結果より、臨床で使用されている局所加温は筋交感神経活動を減少させることがはじめて明らかになった。本研究は大学院生の高橋紀代らが行い、2009年国際スポーツ医科学ネットワークフォーラム長野、同年自律神経学会で発表した。

2)脊髄損傷者における運動時の血漿アドレナリンと酸化LDLの動態  酸化LDLMDALDL)は動脈硬化発症・促進因子であり、運動負荷によるアドレナリン増加がMDALDL増加に繋がる可能性もあると報告されている.我々はアドレナリン上昇が惹起され難い脊髄損傷対麻痺患者を対象に運動を負荷した結果、アドレナリンのみならずMDALDLの増加も低値であるという有用な結果を得た。本研究は大学院生の三井利仁らが行い、2010年第20回日本障害者スポーツ学会で発表した。

3)頚髄損傷者における車椅子ハーフマラソンでのNK細胞活性動態  我々は自然免疫の主要因子であるNK細胞活性(NKCA)動態を頚損者と脊損者の車椅子ハーフマラソンにおいて比較検討した.NKCAは頚損者と脊損者の両群でレース前よりゴール直後に上昇し,ゴール2時間後に回復した.交感神経障害により運動負荷でアドレナリンが上昇しない頚損者でも,車椅子ハーフマラソンによりNKCAの上昇が惹起されることが判明した.この研究は大学院生の坂野元彦らが行い、2011年日本リハビリテーション医学会学術集会で発表した.

4)頚髄損傷四肢麻痺者における高強度長時間運動時TNF-α動態

5)胸腰髄損傷完全対麻痺者の上肢運動負荷時の腎機能応答と利尿関連ホルモン動態

6)脳血管障害片麻痺者における歩行時の血中Interleukin-6動態

7)脊髄損傷者における上肢運動時Interleukin-6動態

8)ラットにおける寒冷刺激テスト時の循環反応に対する中枢性調節機序

9)筋電図パワースペクトル解析を用いた健常高齢者の腰背部筋疲労特性

10)温泉運動におけるインターロイキン6分泌の動態

11)脊髄損傷対麻痺者における車椅子バスケット前後のマイオカイン動態

12)ゴルフラウンドによるIL-6動態 運動による血中IL-6上昇は炎症性サイトカインの上昇なしに抗炎症サイトカインの上昇を導くことが報告されている.我々は中等度の身体活動量が得られる18ホールのゴルフラウンドは炎症を誘発しない有益な運動方法であるという結果を得た。この研究大学院生の安岡良訓らが行った。

13)腕神経叢損傷患者に肋間神経移行術を行い,術後再獲得した筋群の循環動態の検討

14)脊髄損傷者における上肢持続等尺運動による循環調節応答

15)頚動脈ステント留置術前及び術後患者の起立負荷に伴う循環調節応答

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